リラックスのひととき、
コリがほぐれる至福の時間。
バスタイムは一日の疲れを癒してくれる大切な時間。
ただ、入浴方法を間違えると逆効果になりかねないのも事実です。
今日はリラクゼーションとさらに美肌のための入浴方法を考えてみたいと思います。
入浴の良い点
温泉療法専門医によると入浴には3つの作用があると言われています。
①温熱作用・・・皮膚の血管から徐々に温められ、体全体に広がっていき、血行の巡りが潤滑になります。ただし、温度は40℃程度が良いとされ、42℃になると逆に交感神経が刺激され、体が興奮状態になります。40度程度に10分を上限に軽めからスタートすることが大事です。
②水圧作用・・・入浴することで体全体に水圧がかかり、体が優しく圧迫されます。特にお風呂に底の方が水圧が高くなるので、足のむくみが改善され、リンパの巡りをよくします。リンパは血液と違い、血管に当たる心臓のような循環器が備わっておらず、筋肉が動くことでリンパが流れます。運動をされない方はリンパの流れが滞っている可能性が高いと思われます。
③浮力作用・・・水中では浮力が働き、体重が体にかからなくなります。普段、力を入れなくても体を支えるために筋力を常に使っている状態ですが、入浴時には体の筋肉は力を抜くことができ、リラクゼーション効果を得ることができます。
お風呂上がりのお肌って危険?
入浴が良いとはいえ、方法を間違えるとお肌の乾燥やトラブルの元になります!
①温度と時間がポイント・・・先ほど触れた体を温める「温感作用」では40度程度に10分を上限と言いました。お肌のことを考えると、やはり温度の上限は40℃。40℃を越えると皮脂膜がとれ、NMFや細胞間脂質が流出しやすくなるそうです。また40℃で10分以上の入浴もNMFや細胞間脂質が流出につがる、と言われます。
体のこと、お肌のこと、双方考えてもやはり40℃未満、10分以下が良いと考えられます。
②お風呂上がりすぐの保湿と保護・・・お風呂上がり直後、お肌は水分を多く含みます。しかし、すぐに蒸発し入浴前よりも乾燥する、という状況になりがちです。お肌から水分が蒸発する前に保湿と保護を行うことが水分量を保ち、健やかなお肌をキープするコツです。
乾燥したお肌はバリア機能が弱い状態。また水分がさらに蒸発しやすい状態でもあります。乾燥肌の原因、肌トラブルの原因、アレルゲンが感作しやすい状況にあります。お肌の見た目や触り心地だけでなく、お肌の健やかさが失われます。
LHOOQ流、美肌のポイント
①強すぎるシャワーNG
人は風に当たると乾燥するように、強い水流も良くないとされます。強い水流のシャワーならば、弱めるか、当てる時間を短くしなければいけません。
②強すぎる洗浄力NG
洗浄力が強すぎると皮脂膜やNMFや細胞間脂質が流出しやすくなります。ゆっくりと入浴したい日にはボディーソープを使わずシャワーだけで汚れを落とす、などバランスを工夫しましょう。
③お風呂上がりのお肌の放置NG
お風呂上がり、すぐにケセラ100倍希釈したものを全身をつけて、お肌が水分を保持できるような下地作りをします。その後、LHOCOCO / ルココを全身に薄く伸ばします。皮脂膜の代わりにバリア機能として働き、TWEL(水分蒸発)を防いでくれます
これから空気中の湿度も下がり、乾燥しやすい季節に突入します。
お風呂上がりには特に気をつけて、乾燥に負けない健やかなお肌を自分自身で作りあげましょう
※お風呂前後の水分補給もお忘れなく
Enjoy Your Bath Time !!!