生産者と一体化したものつくり

日本には風土を反映した素晴らしい文化とモノつくりがあります。残念ながらその中の多くは灯火が消えそうな状況です。LHOOQは徳島と高知で藍と出会ったことがきっかけに、化粧品業界が地域の生産者と原料開発、調達を通じて風穴を開けることにチャレンジしています。将来的には生産地に工場を設置し、ワンストップでの製品化を目指し、クリーンな産業で地域雇用を生み出すヴィジョンを持っています。

環境について

香粧界はマイクロプラスチック、二酸化炭素問題と向き合っています。ゴミを削減するために、ペーパーレス、ボトルのリユース、プラスチック製品の削減、リサイクル可能素材の採用など率先的に行っています。また早急に量り売り対応も進めます。小さな改革ですが、インバストリートメントを洗い流さない処方に変更したことは環境面において、大きな一歩だとLHOOQは考えています。また放置林が及ぼす海洋汚染をLHOOQは問題視しており、解決へ導くような製品作りやコラボを構想中。

今後解決したい問題

日本には素晴らしい生産者、職人がたくさんいるにもかかわらず、よく耳にする「承継問題」。地域活性と生産者、技術者の承継がキーワードだと考えています。例えば、今回LHOOQが採用した藍の茎は通常残渣として廃棄する箇所です。生産者の新たなマネタイズチャンネルにすることで、地域の雇用を新たに産む可能性を秘めています。またプロダクツ=メディアだと考え、今まで知らなかった文化が広く伝わることを目的としています。